Le journal pour moi

文章力向上のためのブログ

【小論】不満のちから

人間はいかに我儘な生物であるか。夏になると暑いと言い、冬になれば寒いと不満を述べる。空腹さを訴えたと思ったら、食べ過ぎて苦しいと叫ぶ。彼らが不満を言わない日が、これまで一日でもあっただろうか。人間は永久の不満の中で、幸福を探求し続ける存在…

【小論】快適さの裏に

海外旅行を経験した多くの日本人が思うことー日本はなんと豊かで恵まれていることか。例えばお店ー。フランスでは多くの店が夜9時ごろには閉まっている。コンビニなんて、もちろん日本のようにはない。そこで、日本人は外国での生活の大変さを感じ、日本の…

【ひとりごと】朝日新聞と吉田調書

朝日新聞が載せた吉田調書に関する記事の取り消しが問題になっている。国民は、自ら考え、冷静になるべきだ たかが一社の誤報を必要以上に突ついて、大した確証も無いイデオロギーのもと、一社の購読者を減らそうとしたところで何になるのか?一昔前なら左…

【小論】若者の離職率

大学を卒業し、3年以内に離職してしまう若者の割合は、およそ3割である。試験や面接を経てやっと就職したのに、3割の人が離職してしまうというのは、決して少ない数字ではなく問題であろう。 高い離職率の背景には、国内だけでなく海外の会社とも競争に晒さ…

【小論】宙に浮く保険金

宙に浮く保険金の問題は様々な観点から論じる余地がある。保険会社からの通知が詐欺と間違われるという、現代ならではの防犯意識向上の弊害、親族間で保険の存在が伝えられていないという個人主義の影響等、どの話題を論じても面白そうだ。 そんな中で最も…

自民党の今

特定秘密保護法、増税、集団的自衛権の行使容認など、近年安倍政権は次々に物議を醸す政策を実行に移し、見事に成功させている。これについて不満を持つ国民は少なくないであろう。そして、自民党の「暴走」をこのままにしておけない、何とかできないのか、…

国民はバカである

政治に関して国民はバカである。国民の半数は選挙権を持ちながら選挙にすら行かない。彼らは自分が投票しても何も変わらない気がする、投票したいと思う人がいない等、わけのわからない理由付けをする。国民はしばしば選挙の際に知名度を重視し、芸能人やス…

戦争とスポーツ

しばしばスポーツは平和と結びつけて議論がなされる。もちろんその理由としては、オリンピック等、諸国の協力によって催される行事があること、そこでは現実で反発している国々でも同じルールの下で同じ競技を行うこと、貧困や病気に苦しむ各国の人々が公平…

ネットと人格

誰しも色んな側面をもっている。常に一定の感情をもった状態であるという人はさほどいないであろう。近年では、インターネットの発達とともに、人格に関して興味深い現象が起きてきた。本記事ではミクロとマクロの両視点から二つの現象を紹介する。 第一に…

絶対音感について

絶対音感という能力がある。音を聞いただけでその音の音名が分かるという能力のことだ。筆者には幸運なことにその能力が備わっているが、それに気づいたのはほんの数年前のことである。それまでは楽器を演奏する人なら皆音名が分かると考えていた。 本記事…

脳死と臓器提供

脳死判定時に臓器提供をするかどうかーこれについて検討するとき多くの人が考えることは「脳死からの生還はあり得るのか」であろう。実際に「脳死」というキーワードで検索をかけると、「脳死からの生還」という予測候補が出てくる。なるほど、脳死から生還…

ネットユーザーの低年齢化

体罰、いじめ、幼稚園の待機児童など、子供と教育に関しては多くの問題が存在しているだろう。私はそれらの中で最も重大なのが「ネットユーザーの低年齢化」であると考える。しかしながら、この問題に対しては何らの対策がなされてはいないように思える。そ…

映画:終戦のエンペラー

終戦のエンペラーという映画を見てきた。ほぼ満席だったのだが、客の9割5分がご老人の方々で、自分はかなり浮いていたような気がする。 ネタバレは人間最悪の行為であると考えるので内容の詳述は控えるが、とても満足のゆく映画だった。2回も泣くとは予想だ…

ブログなるものを開設致し候。

夏休みに入ったのでブログを開設してみました。 日頃考えたことを書いて、文章力の向上を企図しながら意見の主張していきたいと考えています。 批判コメも含めてお気軽に意見ください(^^)